WaGelArtとは?
WaGelArtは、ちぎった和紙をジェルメディウムを使ってキャンバスに貼り付けるというコラージュの技法で2018年にKai Odagiriにより考案された。
日本の伝統的な美しい和紙が、ジェルメディウムを塗ることでより鮮やかで深みのある色彩に変わり、乾くと透明になるジェルメディウムの膜が和紙の表面を保護する役割を果たす。自然の形や風景を投影したモダンで抽象的なデザインは、和紙とアクリル絵の具やゴールドモチーフで織りなす、きめ細やかでユニークな作品に仕上がっている。アクリル絵具、金箔、天然素材、そして特に美しい和紙など、様々な素材を用いて、西洋の現代スタイルに日本の伝統的な趣を添えた作品は、様々なスタイルとのコーディネイトができる。
制作プロセス
1. 作画デザイン、スケールを調整した後キャンバスに転写する
※すべてのデザインはKaiによるオリジナルです
2. 転写した下絵を写真撮影し、印刷した紙に色を塗りイメージを固める



3. 色のバランスをみながら和紙を配置する

4. 筆にジェルメディウムをつけ、ちぎった和紙をキャンバスに貼る
5. 色のバランスをみながら、全面に和紙を貼り込む



6. 金色でアウトラインを入れ耐光(UV)ニスを塗って完成



オダギリ カイ
WaGelアーティスト、イラストレーター、グラフィックデザイナー
大阪芸術大学インテリアデザイン学科を卒業後、ファッションブティックや商業施設の設計デザイン業務に携わる。2006年に渡米し、ロサンゼルスに3年間在住、アクリル絵画や素描画などのアート技術を磨き、そこで得た知識や経験が後の”和ジェルアート”考案につながる。
2018年にプリスクールでアートワークショップを行った際に子供達が手でちぎった和紙にジュエルメディウムを塗りキャンバスに貼るコラージュの方法を思いつき、試行錯誤の後、”和ジェルアート”を確立する。その後もチャリティイベントに作品を提供するなど、アートを通じて世界をよりよくすることを目標に日々制作を続けている。東京在住。
彼女のイラストレーターとしてのキャリアは2019年に始まり、日本の保護犬・保護猫を支援するプロジェクト「More Than Us」のために、遊び心あふれる動物のイラストを描き好評を得た。ロサンゼルス在住中にはカリフォルニア州サンタバーバラにある日本料理店「Taiko」のために、石膏とアクリル絵具を用いた浮世絵風の絵画シリーズを3作制作しデコレーションなども手がけた。
カイの作品は、色彩、現代的な美学、そしてマルチメディア的な質感の相互作用を探求している。東京に駐在している世界各国の友人たちとの交流は、彼女の視点を大きく形作り、新鮮な視点から日本の美しさを再発見する手助けをしてくれた。
アクリル絵具、金箔、天然素材、そして伝統的な和紙を駆使し、日本の伝統を織り交ぜながら、独特の現代的な西洋的感性を作品に昇華させている。
受賞歴
箔座株式会社(Hakuza.co.ltd)からのスポンサー賞
―日仏現代世界美術展2026
優秀賞:アンサンブル
―日仏現代世界美術展2025
優秀賞:オーディエンス
ーパリ国際サロン2025
優秀賞:オリジナリテ
―日仏現代世界美術展2024